黒留袖レンタル

着物への思い

きものに関する思い出をつらつらと・・・
小紋、訪問着、附下・・・きものにはいろいろな種類がありますよね。

でも、その中でも一番格式が高いのが、黒留袖。既婚女性の最高の装いです。
ちなみに、未婚の女性でしたら、振袖です。
未婚の女性と言っても、晩婚化が進んで、アラフォーの未婚女性も多い、昨今。その方々が友人の結婚式などで振袖を着るのか?!というと、そうでもない訳で。そんなときは訪問着に金糸銀糸の入ったの格の高い帯をお召しになるようです。

 

ちょっと話がそれましたが・・・。
私も、既婚・子持ちの女性として、いつかのときに備えて黒留袖を誂えておこうかな・・・などと思わない訳でもありません。
いつかのときって・・・??例えば、主人が部下の結婚式で仲人をつとめるときとか・・・妹(38歳、独身)が結婚するときとか・・・もうちょっと先の話なら、3人の子供が結婚するときでしょう。
しかし、主人が仲人を頼まれるくらい職場で人望があるのかというと??疑問符が付きます。
妹が結婚するとき・・・彼女は、派手なことが嫌いなので、お食事会くらいで軽く済ませそう。
う〜ん、よく考えると、黒留袖の出番は、自分の子供の結婚式までないのかしら・・・!?
それまでは、もし必要になったとしても、黒留袖レンタルで済ませてしまうという方法もあるし・・・。
それに、そんなに慌てて誂えなくても、母が譲ってくれるという話もあります。

 

実家の母もきもの好きで、たんすに収まらないくらいのきものと帯を持っています。母は、きものの他にも、宝石とか、絵画とか、骨董の器とか、(価値があるのかどうか私には良く分かりませんが・・)をたくさん抱え込んでいます。その分、貯金が全然ないのが自慢(!?)という道楽好きな人なのです。そして、私がきもの好きだと知っているので、「もし自分が死んで形見分けをするときには、R子(姉)には宝石類を、M子(私)には全部のきものを、Y子(妹)には骨董の器類をあげるからね!!」と豪語しています。どう考えたって、姉が一番いいような気がするのですが・・・。

 

だって、母と私では身長が20cm近く違うから、そんなにたくさんのきものを譲られたところで、全部仕立て直ししなくちゃいけないんですよ。場合によっては、しみ抜きとか、メンテナンスが必要になるだろうし。

 

でも、母が気に入って集めた、きものたち、最後まで大切に着てあげたいなと思うのです。母の思いが詰まっているようで、見ているだけで、切なくなり、触るだけで愛しく思います。やっぱり親子ですものね。